ひっそりと。

30代のゆるりとした底辺生活を、つらつらと。

引きこもりを抜け出すために必要なモノ

私はなんとか引きこもりを抜け出して、安定して数年過ごすことができています。

社会復帰もできて、一年半以上が過ぎています。

引きこもりを抜け出す過程で、多くのことがありました。

今回はその多くのことの中で、「引きこもりを抜け出すために必要」だったと感じたモノ・コトを紹介します。

引きこもりを抜け出すために必要なモノとは?

精神疾患と向き合い、適切な治療をすること

引きこもりを抜け出すためには、「精神疾患と向き合うこと・適切な治療を受けること」が大切でした。
しかしこれが、難しい。


そもそも自分が精神疾患であることを認められない。
認めている風で認めていない。

認めてはいるけど、治療をしない。
認めて治療をしているけど、病院が合っていない。

など、いくつもの壁が存在します。


ですが正直、引きこもり状態って今考えてみれば、異常です。
一般的な社会生活を送れていないワケですから。

度合いがヒドくなる前に適切な治療を受けましょう。
度合いがヒドくなればなるほど、回復は困難になりますからね。

健康的なコミュニケーションをとること

引きこもりから抜け出すためには、「健康的なコミュニケーションをとること」も重要でした。


自分が卑屈にならないですむ、同じ志を持った人たちを見つけて、その場所でコミュニケーションを取る。
これをすることで、自分の心が明確に安定していったのをよく覚えています。


ただ、安易に「ここは自分を認めてくれる!」と考えてしまうのは危険。
自己啓発やカルト宗教、その他怪しい集団は、弱者にやさしい言葉をかけて食い物にしますからね。


しかし引きこもりで心も弱っている状態の人に、集団を客観的に見極めるのは難しいことだと思います。
ですので健康的なコミュニケーションの場を見つけるためには、次の「信頼できる周囲からの支援」が欠かせません。

信頼できる人たちに囲まれること

怪しい場所に自分からフワッと飛びついていかない様に、信頼できる人たちが周りにいることが大切でした。


信頼関係というものは一朝一夕でできるものではないので、最近できた人間関係でないものがよいです。
できてすぐの人間関係に深い信頼をおいてしまうのは、自分の心弱さゆえに甘言にそそのかされているだけの可能性も高いですから。


家族や兄弟、古くからの友人などが良いでしょう。
近くで自分を見てきて、自分をよく知っている人であればあるほど良いです。


信頼できる、自分をよく知っている人たちならば、自分が怪しい集団に入ろうとしていたら自分のことをキチンと考えた上で関わるのを止めてくれる可能性が高いです。
怪しい集団は利益目的で自分に良いことしか言いません。
古くからの信頼できる関係の人たちは、損得関係なくSTOPを出してくれます。


健康的なコミュニケーションの場を作って安心して自己肯定していくためには、信頼できる人たちに囲まれることがとても重要でした。

就労支援

引きこもりを抜け出すために大事なのは、なんといっても「就労支援」でした。


ずーーーーーーーーっと引きこもってきて、いきなり面接!はい、明日から週5で働く!ここは学校じゃないんだから!

そんなことできません(笑)心がすぐに折れます。
そもそも自分で求人を探して、面接に行けて、なんてできる気力があったら引きこもりなんてやってねーーーーーーーーっつうの!


ですので、就労支援を受けましょう。
求人探しも面接もプロに任せてしまいましょう。

もちろんそのプロがちゃんとしているのかは、ある程度疑ってかからないといけない部分はありますが。


全て自分でしょい込まずに、外注できるところは外注していきましょう。

成功体験

引きこもりを抜け出すために必要なのは「成功体験」だったと強く感じます。


けれど、この"成功体験"が難しくて。

引きこもりとかうつ病になると「引きこもり 抜け出す 方法」「うつ病 どうすればいい」とかのワードでググっちゃう。
すると結構な割合で「何でもいいから成功体験が大事です!」的なことが書いてあります。

「朝起きるとか、読書をするとか、そういった小さなことを積み重ねて自分を認めていきましょう!」的な。


私の場合の話ですが、馬鹿正直にそういう"小さなこと"を続けてみました

読書をしてみた、一週間続けた。
薬を飲み付づけて、数ヶ月治療してみた。
朝ちゃんと起きてみた。
などなど

結果、薬を飲み続けられましたし、朝起きれるようにもなりました。
しかしwebサイトに書いてあるような「これが成功体験ってやつか・・・肯定感がアガるぜ・・・これで!引きこもりやうつ病からはオサラバだぜ!!!!」的な感じにはなりませんでした。


けれど私は小さなことを続けた結果、今引きこもりを抜け出せて社会復帰できています。
成功体験も大事だったな、と感じたため、ここに書いています。


"成功"って、結果であって過程じゃない。厳しいけど。
成功した後に思い返してみて「いろいろやってみて、アレとコレをやって良かったなあ」ってなってるだけ。

それをwebサイトの人たちは「成功体験だいじ!アレとコレが!小さな成功体験が!」って言ってるだけで。
成功した後に思い返してみて良かったことを抽出して、アレとコレが小さな成功体験だった!って言ってるだけ。


ですが、引きこもりを抜け出すためには成功体験を重ねて自己肯定していくことが大事なのは、引きこもりを抜け出してみて本当にそう感じます。

けれど「コレをしたから成功体験!アレをしたから積み重ね!自己肯定!」というものではないのかな、と思います。

いろんなことを、引きこもりを抜け出すためにするのは大事。
けどコレをしたからアレをしたから、確実に抜け出せる!なんてものでもありません。
しかし何もしなかったら引きこもりを抜け出せないのは確定。


もがいた結果、いつの間にか成功を手にしていて、「考えてみたらアレが良かったんだなあ」とか「思い返したらコレが成功だったんだなあ」とかいうモンで。
アレコレをすれば!小さな成功!引きこもりから抜け出せる!ってモノではないのかなあ、と。

けれど、引きこもりを抜け出すために「成功体験」は重要でした。
この辺りはうまく言語化できてない感がありますので、また別に記事を書こうかと。

精神病から立ち直るためにはゼッタイ必要なたった1つのもの

精神病から立ち直るためには、健康的なコミュニケーションが必要なのかなと感じました。
それ以外にも立ち直れた要因はあるのでしょうが、一番大きかった要因はやはり健康的なコミュニケーションかなと。

私の体験談で恐縮ですが、私は半年のあいだ職業訓練に通っていました。

職業訓練に通うことで適度な運動、というほどでもないですが身体を動かしていました。
朝9時から夕方5時までは授業ですから、日々規則正しい生活にもなりました。

ですが前半3ヵ月は、精神的にソワソワすることも多かったです。
明確に精神的に落ち着いてきたのは、後半3ヵ月です。

前半と後半の違いは、コミュニケーションがあるかないかだけです。

前半はほぼ座学で、訓練校の方々とコミュニケーションを取ることはほぼありませんでした。
しかし後半は実技が始まって放課後にも一緒に練習したりと、訓練校の方々とのコミュニケーションが激増しました。

このコミュニケーションが自分の精神に、とても良く作用しました。

私は職業訓練に通う以前からネットでもいろんなコミュニケーションを取っていました。

ではなぜ、そのコミュニケーションでは精神が回復しなかったのか。
職業訓練でのコミュニケーションを「健康的」とするのか。

ネットのコミュニケーションとの違いは、以下の通りです。

  • 同じ立場だから卑屈にならなくていい
  • 自分を隠す必要がない
  • リアルの対面コミュニケーション

職業訓練に通っている"同志"といったら大げさですが、目的が同じで立場も同じです。
ですので劣等感を抱いて、過度に卑屈になる必要がありません。

そのため、自分を隠す必要がありません。
自分を隠すために、ネットのコミュニケーションに逃げる必要もありません。

ネットのコミュニケーションは、自分の隠したい部分は隠せますからね。

リアルの対面コミュニケーションであることも大きいです。
ネットのコミュニケーションは失敗したら、すぐに逃げられます。

リアルコミュニケーションは緊張はします。
ですが自分を隠さず卑屈にならず人と関わっていけることは、生きる自信になります。

この自信が精神衛生にとてもよく作用します。
ですので「健康的なコミュニケーション」とさせていただきました。

逃げられるコミュニケーションで、失敗したら逃げる。
ではなくて、対面でも臆せず関わりつつ失敗したら学んで次に活かすコミュニケーションを取っていく。

いきなりは難しいです。

しかし自分を認めてくれる、同じ立場の人間がいる場を見つけてリアルな対面コミュニケーションを取っていきましょう。
※カルト宗教や自己啓発などの、弱者を表面上認めている風の怪しい場もあるので、注意は必要です。
 ですので、できれば公共の場が良いでしょう。

時間はかかりますが、社会で活動をすることに自信がつきます。

焦って仕事を見つけることよりも、健康的なコミュニケーションを取ることで卑屈にならず自信をつけることの方が大切な気がします。

うつ病で辛かったこと・まとめ

私がうつ病になって、辛かったことをまとめてみました。

これらの辛かったことをなんとか打破して、今の落ち着いた私の精神があります。

これらの辛かったことを乗り越えた方法は、別記事でまとめます。

うつ病で辛かったこと

一般的な日常生活が送れなくなる

いわゆる"一般的な日常生活"を送ることが困難になります。

朝起きて、ご飯を食べて、働いて。
家事なんてもっての外。入浴すら無理。

生活がどんどん、乱れていきました。
排泄だけ、かろうじてできるだけの生活。

もちろん、望んでこんな生活をしているワケじゃないですけどね。
何もできない生活しかできないんです。

自分でも不思議でしたが、この異常さには自分では気づけず。

好きなことが好きじゃなくなる

こんな何もできない生活だと、もはや好きなことをやるとかやらないとか言ってられるレベルではないです。

好きなことをやる余裕はほとんどないです。
かろうじてできたとしても、まったく楽しくない。

「好きなことをやって心の安寧を得て、好きじゃないこともなんだかんだやっていける」
このサイクルがなくなります。

時間だけが過ぎていく

無意味で無味乾燥な時間だけが過ぎていく、それだけは分かるんです。

けれど、どうすれば楽しくなるのか、楽になるのかは分からない。
仮に分かったとしても、やる気力がないし、したくない。

人生がどんどん過ぎていく、終わっていく。
何も成し遂げていない現実は、そこにある。

その事実がさらに、自分を追い詰めます。
けれど追い詰められたとて、何もできないのは変わりません。

負のサイクルが、どんどん完成していきます。

思考がネガティブにまみれる

何もできない、しない。
鬱々とした気分を発散できない。

そんな状態で一人でいろいろ考えていても、たどり着く答えはいつもネガティブなものです。
どの選択肢、どの行動をとっても思考は常にネガティブ。

次第に、行動したのに結局何をやってもダメという思考に染まっていきます。

ですが、身体が動くうちはまだいいです。
ネガティブ思考のせいで、いつの間にか身体も動かなくなります。

年齢相応の経験ができない

ネガティブ思考、負の循環。
身体すらまともに動かなくなる。

時間だけは、過ぎていく。

すると、一般的なその年齢相応の経験ができないまま歳を重ねていくことになります。
これはとても大きなことです。

年齢相応の経験ができていないと、やはり精神的にはどこか未熟。

うつ病ではないからと言って、年齢相応のすべての経験ができるワケではないです。
しかし年齢相応の経験を何もしていないとなると、立ち振る舞いや考え方が年齢相応のそれではなくなります。

少し扱いづらい、変わった人間になりがちです。

人と関わるのが怖くなる

年齢相応の経験ができていない、常識が備わっていない、職歴がない、一般的な生活が送れていない。等
いろんな多くのことを、自分が劣っていると結びつけてしまう。

これらの劣等感は人と関わることで、より強く感じます。
人と関わることで、より強く自分を否定するようになります。

自分を強く否定したくないために、人と関わることを拒否します。
人と関わることがなければ、傷を抉られることも減るワケですからね。

リアルのコミュニケーションを断絶することで、精神を保ちます。

リアルの世界からどんどん離れていき、どんどん戻れなくなっていきます。

世間から少しずつズレていく

一般的な生活も送れず、ネガティブ思考にまみれてリアルのコミュニケーションは断絶。
年齢相応の経験もできず、精神的には未熟。

徐々に、気づかないうちに、世間からズレていきます。
そしてそのズレはだんだん大きくなっていき、いつの間にかとんでもなく大きなズレになっています。

けど当の本人は本人であるがゆえ、ズレていることを客観視できない。
それを指摘されると心が潰れてしまうため、耳を塞ぐ。

支えてくれる人すらも拒絶して、世間からさらにさらに、乖離していきます。

うつ病で辛かったこと・まとめ

私がうつ病を患って辛かったことをまとめてみました。

項目ごとに、解決方法を記事化していきます。

うつ病躁うつ病を患っていて辛いと感じている方の一助になれば、幸いです。

引きこもりが正社員を続ける秘訣

長期の引きこもり無職だった私が正社員になって1年以上がたちます。

正社員になれたとて、絶対に続かない。
私はずっとそのように思っていました。

ですがなんやかんや、続いていてかつ楽しめています。

元引きこもりで無職だった私が正社員として仕事を続けられた理由を考えてみました。

現在、引きこもりだったり精神を病んでいたりで無職を長くしておられる方の一助になれば、幸いです。

引きこもりが正社員を続けるための秘訣

残業がない、もしくはほぼない

よほどのワーカーホリックでもない限り、残業を望んでしたい!って方はあんまりおられないかと思います。

それか自営業みたいに成果で給与が決まるのであれば多少の残業は厭わない、となることもあるでしょうけど。

時間給なのに残業をしたところで、時間当たりの給料は下がるだけですからね。

ましてや引きこもり。
給料が~とか以前に、働くことに慣れていません。
慣れていない状態で、残業が常態化している仕事に就いたら…。

仕事に慣れる前に辞めてしまう可能性が大です。

ですのでヒキコモリが正社員を続けたいのであれば、残業がないもしくは少ない仕事に就いた方が良いでしょう。

給料への幻想を捨てる

給料への幻想は、捨てた方がいいかもしれません。

どんな職歴や経験があろうと、採用側は長期の無職をしていたことがかなりの不安要素になります。
これは採用側になって考えてみれば、容易に想像ができます。

ハッキリ言って、ヒキコモリをしていた人間が給料がいいところに受かるのは難しいです。
幻想を持って受けることはできるでしょうが、落ちるばっかりで精神が蝕まれていくだけです。

ですが給料への幻想を捨てさえすれば、勤められるところはいくらでもあります。
職場環境がいいところも、あります。

職場環境が良ければ、なんとなく続けられて上の給料を目指すこともできます。

給料への幻想を捨てさえすれば、未来を見ながら続けることができます。

土日祝日休みへの幻想を捨てる

いわゆるカレンダー通りの休日の幻想も、捨てた方がいいかもしれません。

カレンダー通りの休みではない、というだけで求人や選べる業界がグッと多くなります。

「カレンダー通りの休みではない」ということは、必ずしも「土日祝日は休めない」というワケではありませんからね。
業界・職種によっては土日祝に休みを取れたりもします。

土日祝の固定休みを選択しないだけで、ヒキコモリにうってつけの業界を選ぶことができます。

転職がしやすい業界を選ぶ

もし就職できても、就業先が面接で聞いた通りの場所なのかは分かりません。

残業時間などは、入ってみて実は違ったなんてことも多いです。
それどころか人間関係なんて、入ってみないことには分かりませんし。

転職しにくいいわゆる普通の仕事を選んでしまうと、就職後に就業環境が想像と違っても後には引けません。
なんとか気持ちを落ち着けて、そこでやっていく他ありません。

しかし転職しやすい業界を選べば、就業環境が想像と違った場合は転職してしまうことで解決できます。

もちろん、転職せずに続けて経験を積んでいくことは大事ですし、そうであるに越したことはないです。
ですが、「最悪、転職してしまえばいい」と思えることは、心の余裕に繋がります。

正社員を続ける上で、心の余裕があることはとても大切です。
残業についても同じです。

目の前のことを楽しむ精神

いろいろ書きましたが、すべてが思い通りにうまくいくなんてことはありません。

上手くいかないなら転職を!とはいうものの、転職を繰り返してばかりでも後々自分の首を絞める結果になります。

我慢ばかりも良くないですし、ワガママばかりでも良くないです。
さじ加減が難しいですが、ある程度まで条件や環境を整えたら後は目の前のことをいかに楽しむか、かなと思います。

ネガティブ要因なんて見つけようと思えば、いくらでも見つけられますからね。

少しの嫌なことは、いかに楽しんでいくかが大切かな、と。

その辺の気持ちの折り合いのつく位置を、うまく、楽しみながら見つけていきましょう。

引きこもりが正社員を続けるための秘訣は「枠の中で楽しむこと」

引きこもりが就ける正社員の仕事は正直、世間一般的に見たら条件は結構悪いです。
ですがそれが事実で現実です。

その現実を悲観したところで、好条件のところに就職できるワケではありません。
その悲観した状態で条件が一般的に言ってあまり良くないところに就職しても、当たり前ですが続きません。

「その悪条件という枠の中でいかに楽しむか」を考えた方が、間違いなく続きます。
仕事が続けば人生は好転します、少なくとも引きこもりをずっと続けているよりは。

悪条件と言っても、24時間奴隷のように働かされるワケではありませんからね。

整えられる条件は整えて、あとは向かってくる現実をいかに楽しむか。

長期無職は逆転を狙わずとにかく正社員になった方がいい理由

長期無職はとにかく逆転を狙わずにとにかく正社員に、1秒でも早くなった方がいいです。

私は長らく無職でしたが、正社員になってから生活が激変しました。
その変化は、とてもいいものでした。

長期無職をしていると逆転を狙いがちですが、それはやめて1秒でも早く正社員になった方がいいです。

無職は逆転を狙わずとにかく正社員になった方がいい理由

毎月安定した給料が入る

当たり前ですが、就職すると毎月一定額の給料が入ります。

無職期間中はお金は出ていくばかりで、入る期間や額はまちまちでした。
この不安定さが一定化します。

低いとしても毎月同額が入ってくる安心感って、ハンパないです。

クレジットカードの契約がカンタンにできる

正社員就職することで社会的信用が増し、クレジットカードが容易になります。

無職やフリーターでも契約できるカードもありますが、探すのは大変です。
カードの契約条件も、日に日に変わっていきますからね。

好条件のカードの契約はいざしらず、普通のクレジットカードならまず契約できます。
無職のときのようにほぼ無条件にバチバチに撥ねられるということは、ほとんどありません。

クレジットカードがないと、様々なwebサービスが利用できません。
これが現代では不便すぎます。

10年前、20年前だと店舗での支払いや携帯電話の支払いくらいだったんでしょうけども。

クレジットカードが持てる安心感は、ヤバイです。

一定額を貯金ができ積みあがっていく

一定額が貯金出来て、なおかつ積みあがっていくヤバさ。
無職だとたまにちょっとした大きなお金が手に入っても、それが積みあがらないですからね。

積み上げられることの安心感、積みあがって生活が安定することの安心感。
無職にはこの安心感がありません。

余剰資金で余裕を持って遊ぶことができる

貯金をしつつ、余剰資金で遊ぶことができます。

無職の場合、余剰資金があるときもあればないときもある。
むしろないときの方が多い。

そんな状態では、余裕を持って遊ぶことはできません。

しかし貯金を作りながら、安心して遊ぶことができます。
遊んでいても、額さえ守れば安心なんです。

やはり正社員は安心感が段違いです。

人に言うことができる、臆せず人と関われる

今している仕事や状態を、臆せずに人に言うことができます。

人前で卑屈にならなくて済みます。
これは精神衛生や人間関係上、とてもいいです。

人前で卑屈になってしまい、人との関わりを嫌がる。
しかし人との関わりを断つことで、精神が不安定になっていく。

精神が不安定になることで、胡散臭い話に耳を傾けてしまったり一発逆転を狙ったり、、、。

そんな無職にありがちな負の循環を避けることができます。

人に言えて臆せず関わることができる、というのはとても大きなことです。

職歴・経験を積める

正社員として働くことで、職歴や経験を積めます。

職歴や経験を積むことで、上位の職種を目指すことができます。

無職で多少お金を稼いでも、職歴にはなりません。
経験にはなったとしても、仕事として人からの評価は得られません。

それでは何かあったときに潰しが利きません。

ですが正社員として職歴、経験を積むことで上位職種を目指すこともできれば、仕事として人からの評価を得ることもできます。

健康的なコミュニケーションの場ができる

無職で人に言うのを臆していても、今時はネットで人と関わったりすることができます。

私は昔からネットにどっぷりと浸かっており、ネットで多くのコミュニケーションを取ってきました。
そのコミュニケーションの多くは、リアルとは違う異質なものでリアルから遠ざかるようなものでした。

ネットで積極的にコミュニケーションを取っている、というよりはリアルがダメでネットのコミュニケーションしか取れない、ネットのコミュニケーションに逃げている、という感じでしたからね。

そういった逃げに走った消極的なコミュニケーションは、不健康なものです。

ですが正社員になって、職場でとるコミュニケーションはリアルのものです。
職場にもよる部分もあり自分次第な部分もありますが、ネットよりは健康的なコミュニケーションが取れる場なのかな、と私は感じています。

健康的なコミュニケーションは、健康的な精神を育みます。
そういった健康的な場は、大切にしていきたいものです。

精神が安定する

以上のことから、無職をしているより断然、精神が安定します。

悩み事がないわけではないです。
ですが精神が安定しているおかげで、その悩み事に向かっていけます。

無職を、特に長期間続けていると、精神が病んできます。
すると、悩み事に向かっていく力がなくなっていきます。

精神を安定させることは、生きる上でとても重要なことです。
精神の安定は、身体の安定に引けを取らないレベルで大事なことです。

正社員になれば必ず、精神が安定する!というワケではありませんが、安定する可能性は無職を続けるよりは確実に高いです。

無職は逆転を狙わずとにかく正社員になった方がいい

逆転を狙わず、正社員になった方が余剰資金でいろんなことができますし精神も安定します。

無職が長期化すると、逆転を狙いたくなる気持ちはとてもよく分かります。
ですが今まで何もできてこなかったのに、ポンッと成功するほど甘くはないように感じます。

しかし正社員として積み上げていけば、小さな成功は掴むことができます。
無職のときは「そんな小さな成功では、今までの時間を否定することになる」なんてよく思ったりしました。

けれど精神安定を図るには、十分過ぎました。

【未経験】30代無職に介護職をススメる理由【正社員】

【30代】20代より圧倒的に就職しにくい。やる気だけではすまない年齢。

【無職】面接で無職理由を聞かれる。無職期間が長いとそれだけでNGなことも多い。

【未経験】経験がないので、採用側が自分を採る強い理由がない。

この3つが掛け合わさったら…。

面接どころか書類でハネられることもかなり多い。
というか、書類すらほぼ通らない。

面接してくださる企業を逆に「こんな人材を面接に呼ぶなんて大丈夫なのか?この企業…。」と思ってしまうほどには、面接に行けない。

30代無職に未経験からの介護職をススメる理由

正社員就職を圧倒的にしやすい

未経験30代にも関わらず、圧倒的に就職がしやすいです。
それも正社員で。

職業訓練校の50代友人でも、未経験からの正社員就職に成功していました。

以前、他業種で正社員就職を探していたときは、私ももう少し若かったですがそれでも書類すら全然通りませんでした。

ですが業種を介護に変えたとたんに、すぐ受かりました。
長期無職をやっていて未経験から正社員になれると思っていなかったので、感動しました。

ブラックだったとしても転職しやすい

介護業界は、ブラックな企業がまあまああるみたいです。

一般就職だったらば、ブラック企業だとしても「30代無職未経験で正社員になれたのなら次はない!」と思って正社員という肩書に縋りつくでしょう。

ですが介護業界は、転職が容易にできます。
資格なんて取ったものなら、完全に就職者側が有利と言わんばかり。

ブラックなところに入ってしまったら、すぐに転職すればいいんです。
もちろん、転職しないで一件目で職歴や経験をつけるに越したことはありませんが。

しかしブラックでも「30代でも容易に正社員転職可能だから最悪転職すればいい」というのは、精神的な余裕になります。

残業がほとんどない

残業が完全ゼロなワケではありませんが、私のところは残業がほぼありません。
もし残業が発生した場合は、キチンと残業代が付きます。

もちろん、介護業界でも残業バリバリだったり残業代がつかない、面接で言っていたことと大きく違うという企業もあるでしょう。

人材派遣業者ではないので、10件も20件も企業の内情を知っているワケではありません。
友人づたいや職場で聞く程度の話しか分かりません。

ですがその中でも、残業バリバリ、残業代がつかないというのはあまり聞きません。
リアル介護職員たちに聞いた話ですので、ネットで見聞きした情報よりは確度が高いです。

それでも残業バリバリのところに入ってしまったら、転職すればいいのです。

介護はやりがいがある

うつ病で引きこもりの無職だった私にとって、介護職がやりがいがあるということはとても大きなことでした。

体力的にキツいときでも、必要とされていると思うだけで乗り越えられることも多々あります。

人と関わることで、いろんな感情も生まれます。
その感情の起伏が、やりがいに繋がったりもします。

介護の仕事内容はいつも同じに見えがちですが、いつも全然違います。
以前していた工場の仕事のように、漫然と同じ作業を延々と繰り返す、という内容ではありません。

いつも変化のある仕事は、大変ではありますし臨機応変な対応を求められますが、やりがいはとてもあります。

資格が転職に効く

介護業界は「資格さえ取ってしまえば、こちらのもの」と言わんばかりに転職の幅が広がります。

もちろん、資格をなんでもかんでも取ればいいというものではありません。
中には、意味があるのかないのか分からないような民間資格もあります。

とりあえず介護福祉士という国家資格を取っておけば間違いないです。
国家資格なので、就職や転職にとても強いです。

介護福祉士さえ取ってしまえば、転職は容易です。

続けることで上位職種にいける

いつも仕事に変化があるからやりがいがあるとは言うものの、現状、大きな枠での仕事内容は変わりません。

しかし続けることで施設長やサービス管理責任者になれたりと、上位職種に行くことができます。
さらに資格を取ることで、ケアマネージャーの道を目指すこともできます。

ライン工のころのように続けていてもずっと職種が変わることなく延々と、ということはありません。

職種が変わらないことが悪いワケではありません。
ですが漫然と同じことをして、それを続けてもずっと何も変わる可能性がないのは、私はキツいです。

いつかどこかで気持ちが折れてしまいそうです。

休暇が取れる

他業種と比べて、休暇がとても多い!ということはありませんが、特別少ないということもありません。

私のところは、有休もきちんと取れます。

残業ほぼなし、休暇も少なくない、有休も取れる。
30代無職未経験からの正社員なら御の字の条件かと思います。

体を動かすので健康的

適度に体を動かすと、思考や生活がとても健康的になります。

特にうつ病の私にとっては、仕事での運動がとてもよく作用しているように感じます。

仕事での運動のみで体重もかなり落ちて、いい感じです。
ダイエットにも繋がります。

仕事で適度に運動ができることは、いいことしかありません。

30代無職が正社員を狙うなら未経験でも介護職を

30代無職未経験からの私が介護職に就いて体感した、リアルな気持ちを書いてみました。

もっともっと薦められるように、介護職を頑張っていきたいと思います。

精神的に安定するために必要な6つのモノ・コト

精神的に落ち着いてきて2年くらいたちます。

過去と今の自分を比べて、「落ち着くためには何が良かったのか?」を考えてみます。

私にとって落ち着くために必要だったものを書き記します。

精神的に安定するために必要な6つのモノ・コト

健康的なコミュニケーション

介護の職業訓練の実技の授業で、人とコミュニケーションを取るようになりました。

それまでは座学ばかりでコミュニケーションを取ることがほとんどありませんでした。
ですので訓練に通える程度には回復はしていても、気持ちはわりとソワソワとしていました。

ですが実技の実習が始まって、クラスの人とコミュニケーションを多くとるようになりました。
放課後に残って練習したり。

このコミュニケーションにより、精神が明確に落ち着いていきました。

ネットでの希薄な人間関係、コミュニケーションではなく、リアルの健康的なコミュニケーション。
精神的には落ち着くには必須なのかな、と思いました。

コミュニケーションを取らないと、自問自答ばかりになりますからね。
アクティブな活動なしの自問自答は、考えていることも堂々巡りでいつもネガティブな答えに行きつきがちです。

適度な運動

適度な運動、というと筋トレやジョギングなんかを想像しますが、そうではありません。
一般的な生活レベルの運動です。

私の場合は、梅田の訓練校までの通学程度のモノです。
その程度の運動です。

家にこもりきりで運動をしないと、気が滅入ってきます。
それに加えて、コミュニケーションなしの自問自答。

ネガティブ思考に、なるべくしてなっていたような気がします。

思い返してみると、筋トレをやめてから精神的に急降下しましたからね。
細かい理屈は私には分かりませんが、カラダを動かすことが大事なことは分かりました。

栄養が整った食事

食事内容も重要です。

私は食事がほとんど適当でしたが、パートナーが気を遣っていろいろ食べさせてくれました。
野菜などに含まれる栄養をたくさん摂り、健康的に過ごすことが大事です。

お菓子やジャンクフードばかりでは、心の安寧が保たれません。

栄養バランスといっても「お菓子をやめる!野菜を摂る!」くらいなモンです。
そこまで拘っているワケではないですが、これらの食事から体に栄養が行きわたって思考がなされるワケですからね。

ある程度、拘るのは大切でしょう。

日の光を浴びる

日の光を浴びるのは大事ですね。

鬱病の記事などを見ると、日光浴をするとセロトニンが~、などとよく書いてあります。
けどまあ、鬱病でちょっと日光浴しようかな?ってベランダに出てみる、なんてことまずしません。

私の場合は通学時に日の光を浴びました。
ですので日光浴というよりは、一般的な規則正しい生活をする中で日光を浴びていくといった感じでしょうか。

規則正しい生活

日光を浴びたり、栄養が整った食事をしたり。
生活規則を整えていきます。

時間や曜日感覚も、出来る限り整えていきましょう。

昼夜逆転もたまには悪くありませんが、しないに越したことはありません。

今夜勤のある仕事をしています。
やっぱり夜勤中で眠い時や、逆に夜勤明けで眠れない時など睡眠サイクルが狂っている時は、思考が変になっているのを明確に感じます。

支えてくれる人の存在

信じることができて、支えてくれる人の存在はかなり重要でした。

1人では精神科も行くことができなかったでしょうし。
そもそも自分を客観視できず、精神科に行く必要すら感じていなかったでしょう。

精神科に行き、一緒に通ってくれて、支えてくれたので今があります。

精神病を1人で落ち着かせるのは難しいと感じます。
ですので、支えてくれたパートナーには感謝しかありません。

【まとめ】精神的に安定するために必要な6つのモノ・コト

健康的なコミュニケーション
適度な運動
栄養が整った食事
日の光を浴びる
規則正しい生活
支えてくれる人の存在

今は精神的に安定していますが、これらのことはいまだにかなり意識しています。
運動や食事も、無理のない程度で続けています。

精神的な安定は身体の安定も重要な要素ですからね。