ひっそりと。

30代のゆるりとした底辺生活を、つらつらと。

引きこもり無職がしてはいけない行動リスト

引きこもり無職になると、

引きこもり無職がしてはいけない行動リスト

積み上げのない逆転劇を夢想

引きこもり無職が長引くと、その無駄にした引きこもり期間分の結果がドン!と欲しくなります。
何も積み上げてきていないクセに、積み上げてやっと得られる結果を欲しがります。

そうでないと、引きこもってきた期間を否定することになるからです。

けど当たり前ですがよほどの強運の持ち主でもない限り、何もしていないところに逆転劇は起きません。
何もしていないのに、大きな結果がやってくることはありません。

何もしていないのに逆転劇を夢想してしまうのは、終わりの始まりです。

夢想して欲する結果と行動して現実的に得られる結果が、どんどん乖離していきます。
引きこもれば引きこもる分、欲する結果は大きくなります。
ですが引きこもれば引きこもるほど、行動して現実的に得られる結果は小さくなります。

すると、どんどん行動して現実を見ることが怖くなります。

ですので、積み上げのない逆転劇の夢想はしてはいけません。

衝動的な行動

引きこもりが長期化すると、衝動的な行動をしがちです。
まあ衝動的というよりは、続かないから結果、衝動的な行動としてカウントされるという感じですが。

しかしこの衝動的な行動には、引きこもりを脱するためには本当に意味がないです。
衝動的な行動は、その場の気分の解消でしかないですからね。

いろいろやってる気になって満足する分、社会復帰を考えたらむしろマイナスかもしれない。

アヤシイ団体への課金、加入

衝動的な行動だけならまだしも、怪しい団体への課金や加入をしだしたらかなり危ないです。
オンラインサロンやプログラミングスクールなどなど…。

そういう怪しいモノは、無条件でダメな自分を肯定してくれます。
衝動的な行動しかしていない自分を「頑張ってる。その行動が第一歩。進んでる。」とかナントカ言ったりして、やさしく包み込んでくれます。

だって、お客さんですからね。

最近知り合った誰かをいきなり信用する

引きこもりが「最近知り合った誰かをいきなり信用する」って、引きこもりが最もやってはいけない行動かもしれません。

引きこもりは劣等感や焦燥感はあれど、行動できないから引きこもりを続行しています。
「就職しないといけない」「外に出ないといけない」
耳が痛いので、目を背けて引きこもりをしています。

就職なんてしなくてもいい、外に出なくてもいい。
このような肯定を欲しています。それがいけないこと、できないことと分かっていながら。

焦燥感や不安感、劣等感も相まって、引きこもりはこういう肯定に超ド弱いです。

引きこもりはそういった意見を信用、信頼しがち。

最近知り合った誰かが、こういったアヤシイ人間である可能性は結構高いです。

裏になにかあるかもしれない肯定意見なのか、自分のことを考えてくれての肯定意見なのか。
知り合ったばかりでは、判断し兼ねます。

しかしリアルから目を背けていると、こういった甘言ばかりが周りに集まってきます。
当たり前ですが、そういった甘言には怪しい人もかなり多いです。

なので、引きこもりが最近知り合ったばかりの誰かをいきなり信用するのはかなり危険です。

行動なき自問自答

行動なき自問自答も、引きこもりがやりがちな行動の1つです。

「行動しなくてもいろいろ考えた分だけ思慮深くなる。」
なんて思いがちですが、そんなことはありません。

その思慮は、行動を止めてしまうだけ。
結果行動をしない、そんなことは考えなくたってできます。

思慮だけで行動しないと、どんどん冷笑的・批判的でプライドだけは高い人になっていきます。
行動しないことを"正"とするワケですからね。

しかし周りは当たり前ですけど大なり小なり行動を重ねていろんな結果を出しています。
その結果を認められなくて、「あくまで自分はできるけどしないだけ(笑)成功はしてないかもしれないけどバカみたいな失敗もしていない(笑)」というように自分を守るようになります。

行動なき自問自答は、そういった思考が生まれる第一歩目なのかなと思います。

あと、行動すれば自問自答の内容が少しずつ変わっていきますが、行動しない自問自答は常に同じことを同じ目線で考えます。
答えはいつも違うようで、いつも同じ堂々巡り。

どんどん思考が膠着化していきます。

周りを認められない、自分は正しい。
行動できないままこの思考が膠着化するのは非常に危険です。