ひっそりと。

30代のゆるりとした底辺生活を、つらつらと。

精神病から立ち直るためにはゼッタイ必要なたった1つのもの

精神病から立ち直るためには、健康的なコミュニケーションが必要なのかなと感じました。
それ以外にも立ち直れた要因はあるのでしょうが、一番大きかった要因はやはり健康的なコミュニケーションかなと。

私の体験談で恐縮ですが、私は半年のあいだ職業訓練に通っていました。

職業訓練に通うことで適度な運動、というほどでもないですが身体を動かしていました。
朝9時から夕方5時までは授業ですから、日々規則正しい生活にもなりました。

ですが前半3ヵ月は、精神的にソワソワすることも多かったです。
明確に精神的に落ち着いてきたのは、後半3ヵ月です。

前半と後半の違いは、コミュニケーションがあるかないかだけです。

前半はほぼ座学で、訓練校の方々とコミュニケーションを取ることはほぼありませんでした。
しかし後半は実技が始まって放課後にも一緒に練習したりと、訓練校の方々とのコミュニケーションが激増しました。

このコミュニケーションが自分の精神に、とても良く作用しました。

私は職業訓練に通う以前からネットでもいろんなコミュニケーションを取っていました。

ではなぜ、そのコミュニケーションでは精神が回復しなかったのか。
職業訓練でのコミュニケーションを「健康的」とするのか。

ネットのコミュニケーションとの違いは、以下の通りです。

  • 同じ立場だから卑屈にならなくていい
  • 自分を隠す必要がない
  • リアルの対面コミュニケーション

職業訓練に通っている"同志"といったら大げさですが、目的が同じで立場も同じです。
ですので劣等感を抱いて、過度に卑屈になる必要がありません。

そのため、自分を隠す必要がありません。
自分を隠すために、ネットのコミュニケーションに逃げる必要もありません。

ネットのコミュニケーションは、自分の隠したい部分は隠せますからね。

リアルの対面コミュニケーションであることも大きいです。
ネットのコミュニケーションは失敗したら、すぐに逃げられます。

リアルコミュニケーションは緊張はします。
ですが自分を隠さず卑屈にならず人と関わっていけることは、生きる自信になります。

この自信が精神衛生にとてもよく作用します。
ですので「健康的なコミュニケーション」とさせていただきました。

逃げられるコミュニケーションで、失敗したら逃げる。
ではなくて、対面でも臆せず関わりつつ失敗したら学んで次に活かすコミュニケーションを取っていく。

いきなりは難しいです。

しかし自分を認めてくれる、同じ立場の人間がいる場を見つけてリアルな対面コミュニケーションを取っていきましょう。
※カルト宗教や自己啓発などの、弱者を表面上認めている風の怪しい場もあるので、注意は必要です。
 ですので、できれば公共の場が良いでしょう。

時間はかかりますが、社会で活動をすることに自信がつきます。

焦って仕事を見つけることよりも、健康的なコミュニケーションを取ることで卑屈にならず自信をつけることの方が大切な気がします。