ひっそりと。

30代のゆるりとした底辺生活を、つらつらと。

引きこもりの社会復帰に工場就職をオススメしない理由

引きこもりの社会復帰に工場就職は、あまりオススメではありません。

当面の生活費を稼ぐ、社会復帰の一段階目として就労という行為をしてみる。
などの目的があればよいですが、ガッツリ働くのはオススメしません。

その理由をまとめてみました。

引きこもりの社会復帰に工場就職をオススメしない理由

単純作業すぎて時間が過ぎるのが遅い

人と関わりたくないという理由で、安易に工場就職するのは危険。

私はコミュニケーションを取るのが怖くて、工場就職をしました。
想定通り、私の就職した工場はコミュニケーションがほぼありませんでした。

しかし、気が楽なのは最初だけでした。

たしかに人との関わりがないので、楽です。
ですがその分、仕事は単純単調。
延々と同じことの繰り返し。

ずーーーーーーーーーっと同じ。
時間が過ぎるのが本当に遅くて苦痛。

今の仕事は人との関わりが多いため、常に気持ちや考えることが違って時間が過ぎるのが早いです。
しかし工場のライン仕事は、本当に本当に時間が過ぎるのが遅い。

けれど動画を見ながらとか音楽を聴きながらとか、「ながら仕事」ができるワケではないです。
なので暇つぶしもできない。飽きてくる。

しかし仕事はずっと変わらない。同じことを任されたまま。

仕事に飽きてしまうと、モチベーションが上がらずストレスも多く、結局やめてしまうことになります。
私はこれらが理由で、工場をやめてしまいました。

ライフワークバランスが崩れて生活が乱れる

早々に仕事に飽きてしまうんですが、なんとか無理やり続けます。
社会復帰のためだったり、お金のためだったり。

ですが仕事へのモチベーションは皆無で、ストレスマッハな状態です。
この状態になると、楽しみはプライベート全ツッパになります。

仕事は苦痛しかなく、終業のチャイムを待つばかり。
終業後はやっと解放されたといわんばかりに、遊びまくる。ストレス解消に走る走る走る!
手っ取り早くお金を使ってストレス解消。
プライベート全ツッパゆえ、めんどうなことはしたくない。

どんどん生活が乱れていきます。

プライベートはとにかくストレス解消の時間。
仕事外で苦痛を味わいたくない。

私生活がどんどん良くない方向へと、流れていきます。

コミュニケーションの練習にならない

引きこもりはコミュニケーションを避けがちですが、それを避けても避けた分のシワ寄せがどこかに必ず表出します。
ですのでシワ寄せが来る前に、コミュニケーションをできる限り多くいろんな場所で取った方がいいのは間違いないです。

引きこもりでコミュニケーションを取ってみて、最初は失敗してしまっても、コミュニケーションに正解はないといっても、だんだんと慣れていきます。
正解はなくとも、場数を重ねることで多くの不正解を知ることができます。

しかしコミュニケーションが極度に少なくても済む職場ですと、こういった失敗や不正解を知らずに年齢だけを重ねていきます。

コミュニケーションをうまく取れないまま高齢になるのが今よりマズい状況であることは、想像に難くないでしょう。

引きこもりだからこそあえてコミュニケーションが多い仕事に就いた方が、後々いいのかなと思います。