無職になって後悔したこと
仕事を辞めて無職になると「際限ない休み」がやってきます。
憧れのニート時代の、幕開けです。
時間あったらやろうと思っていた、あんなことやこんなこと、いろんなことができます。
満足感が高い人生が、ここから始まる!!!!!!!!
と思いきや、後悔することもまあまああります。
無職になって後悔したこと
貯金が高速で減る
仕事していた時代にした貯金が高速で減ります。
生活費でこれくらい?かな?って算段でやめたのに、Why?なぜ!!!!!
国民年金!ドン!
健康保険!ドン!
各種税金!ドン!
今まで会社が払ってきてくれたお金を全部自分で!??!?!?!???!?!?
って感じで、高速で貯金が減ります。
思った以上に減ります。
ですが無職なので、貯金が増えることはありません。
生活が不規則になる
朝起きて、夜寝る。
みたいな一般的な生活リズムから外れていきます。
昼夜逆転当たり前。
最初は楽しいですよ、そりゃあ。
今までは「ああ、仕事がなければもっと楽しめたのに!」と思いながら寝ていた中、起きて楽しめるんですからね。
けれどそれも当たり前になってくると、惰性で夜起きてるだけ。
別に楽しいから、特別感があって起きているワケではなくなってきます。
うつ病の序章、って感じですね。
うつっぽくなる(あくまで、ぽくなる)
貯金が減る不安感と生活の乱れが相まって、気持ちが沈んできます。
ダラダラ惰性で過ごす毎日。
何かしたい、とかそういう欲も消えてくる。
仕事を辞めたときは「アレしたい!コレしたい!」ばっかりだったのになあ。
ある程度やりたいことをやりきって、時間ばかりがあるから、消極的に惰性的に暇を潰すだけになってきます。
こんな生活じゃあ良くない、と思っても何をすればいいのか分からないし分かっても行動する余力もすでに削がれている。
ここで行動できて就職出来る人は、キチンと社会に戻れる人。
そうしていくうちに、どんどん、うつっぽくなっていく。
人に現状を言えない
無職でテキトーにダラダラ過ごしてる。
なんて、人に胸張って言える人は少ないでしょうね。
たとえ年金保険税金をすべて自分で払っていて貯金で生活を賄っていて自活していたとしても。
現状を人に言えないことで、どんどん鬱々として気持ちがたまっていきます。
人から認められたり、人に認めてもらえてると思えることって、思った以上に大事なことなんです。
余談ですが、「人に言えない」という状態は、とても危険なことです。
どんどん俗世間から離れていきますからね。
俗世間から離れると、アヤシイ集団に染まるのも時間の問題かもしれません。
無意味な自問自答が増える
鬱っぽくなる
人に言えない
さらに鬱っぽくなる
貯金が減る
不安感がつのる
人に言えない
鬱が加速する
この最悪の循環の中で、人との関わりはどんどん減っていきます。
すると人との関わりがない分、自問自答の時間が増えます。
自問自答って、大事なことです。
ただ大事なのは、行動あっての自問自答です。
引きこもりが陥りがちなのが、行動がない自問自答です。
行動してないと、当たり前ですが現実はなにも進んでいないんです。
けれど自問自答を繰り返して、自分自身を保つために何もしなかった・行動しなかったことを肯定します。
あくまで積極的撤退だった、と。
行動していく中で、あえて選んだ積極的撤退なら意味がある。
けれど行動していない状態での撤退は、撤退しか選べなかっただけ。
撤退しか選べなかったのに撤退したことを良かったように思いこむのは、終わりの始まりです。
行動なき「無意味な自問自答」が増えて、自身の精神的自立をしようとしだしたら危険信号な気がしますね。
無職からさらに、落ちるところまで落ちる可能性が高くなります。